追記180107:
171210個体とこの180102個体は同一個体ではないかとご指摘があった。両者の頭部右側を比べてみる。
171210個体(上)は100m近くの距離があったので鮮明ではないが右目に異常が認められる。180102個体(下)にも同様の異常が見られる。
また、脇の後方の羽に丸みのある幼羽が残っている点も両者に共通している。よって、両者は同一と思われる。171210個体の頭部jizzはオオヒシクイに該当していた。180102個体のjizzはそれとはかなり違って見えた。この違いは視線の角度によると思われる。171210個体はほぼ目の高さの位置に、130102個体は見下ろす位置にいた。水平方向で緩やかなスロープに見えた額が見下ろすと急峻に見えるのだろうか。
亜種は保留にしておく。
Oさんに感謝。
追追記180108:
頭部等の形態の差異の原因は観察者と対象の位置関係というよりむしろ鳥の生理と行動にあるかもしれない。アイスランドカモメやカナダカモメはセグロカモメに比べて頭部が丸く優しい感じがするとされることがあるが、採餌時には随分印象が変わる。リラックスしている時、寒風にじっと耐えている時、頸を縮め羽毛を立てるため、頭部が丸く嘴が相対的に小さく見える。一方、採餌の時は餌に集中すると同時に奪われないよう緊張しているため首を伸ばし羽毛がぺたっと寝かせ額がスロープ状になり相対的に嘴が大きく見える。
これと同様のことがこのヒシクイで起こっている可能性がある。171210個体は今まさに上空から着陸し周囲に気を配りながら採餌をせんとしている。羽毛を寝かせたため額がスロープ状に見える。頸を伸ばしているので大きく見える。
一方、180102個体は湖畔のアシの陰で休息中である。羽毛を膨らませることで額は急に見える。頸も伸ばしていない。
こう考えるとjizzの変化を少しは納得できるかもしれない。







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